新型コロナウイルスの本格的な第2波、インフルエンザが流行する前に免疫力アップ!
毎日快適ちょこっとトライ! で毎日を快適に過ごしましょう。
常在菌と付き合おう!!
菌というと一般的には悪いもので
食中毒でおなかをこわしたり
傷が化膿する原因など
悪いイメージをもたれています。
しかし人は産まれた時から死ぬまで
たくさんの菌の力を借りて生きています。
そして身体にとって
良い作用をもたらす菌も
多く存在します。
完全な無菌状態は
人工的に作り出さない限り
存在しません。
そのなかで、どのようにして
菌とともに環境を整えて
身体にとって良い方向に働くかを
考えます。
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◎常在菌とは?
常在菌とは主に健康な人の身体に
日常的に存在する微生物(細菌)。
腸内に最も多く存在しています。
他には口腔内、皮膚表面などに
棲息していて様々な作用を
もたらしています。
乳酸菌やビフィズス菌
大腸菌なども常在菌の一種です。
身体にいる常在菌の数は膨大で
腸内には100兆個
皮膚には1兆個以上いると
言われています。
人間の身体はおよそ
37兆2000億個の細胞でできているので
いかにたくさんの菌と共生しているかが
わかります。
皮膚の常在菌である『表皮ブドウ球菌』は
肌を弱酸性に保ち外からの細菌を
寄せ付けないようにしてくれています。
そして汗や皮脂を好み
それらを餌にしています。
ですので菌の全てが汚いものではなく
とても大切な役割をもつものもあります。
もし表皮ブドウ球菌が
私たちの皮膚に存在しなければ
たちまち病気に冒されてしまいます。
![](https://shinshin-kenkou.com/wp-content/uploads/2022/04/ふくらはぎ触る女性-1-683x1024.jpg)
最近は寒暖差が大きくなり
身体への負担がかかる時期に入ります。
なので予防の為に
頻繁に手洗いやうがいをする人が
多いと思います。
なかには、お店に入るたびに
入り口にある消毒用アルコールを
使用する方もいると思います。
確かに消毒用アルコールを使用すると
悪い菌を殺すことが出来ます。
しかし
良い菌も同時に
殺すことにもなります。
やりすぎはかえって皮膚を弱くし
免疫力低下の原因になります。
腸内細菌が腸内の環境を保つ為に
必要であるように
皮膚の表皮ブドウ球菌も
肌の環境を整える為に必要です。
![](https://shinshin-kenkou.com/wp-content/uploads/2022/04/消毒液-1024x682.jpg)
◎表皮ブドウ球菌を壊すもの
紫外線や必要以上の手洗い
消毒液は肌を乾燥させるので
表皮ブドウ球菌がすみにくくなります。
厚化粧などをすると
肌はアルカリ性に傾きます。
なので肌荒れや湿疹
ニキビやアトピーなどの
肌トラブルを引き起こす原因になります。
また抗菌グッズは
悪い菌を殺菌するのと同時に
表皮ブドウ球菌も
殺菌する結果になります。
お風呂でゴシゴシ洗うことも
常在菌が流れてしまいます。
また皮膚は
内臓(心臓・肝臓・腸・腎臓・肺)や
体全体を覆ういわば大きな臓器です。
表皮ブドウ球菌が少なくなると
内臓にも支障をきたし
ストレスなども受けやすい身体に
なってしまいます。
◎表皮ブドウ球菌を活発にさせる物
表皮ブドウ球菌は
皮脂や汗を餌にして
弱酸性を保っています。
なので運動で汗を流し
良い睡眠をとる事で
皮脂の分泌が活発になります。
そして旬の野菜や果物を
しっかり摂ることで
身体が温かくなります。
腸と肺と皮膚は
経絡で繋がっています。
なので旬の野菜や果物を食べることで
腸内細菌にあるビフィズス菌の
バランスがよくなり免疫力は
アップしてきます。
![](https://shinshin-kenkou.com/wp-content/uploads/2022/04/じゃがにんじんにんにく葉物-1-1024x682.jpg)
毎日いい汗をかくと
腸内細菌も皮膚常在菌も
バランスがよくなり
健康な肌が保たれます。
抗菌や殺菌のし過ぎに気をつけながら免疫力アップ
日常に存在する常在菌は減らさずに上手に感染症対策を行い、季節性の感染症を予防し、
体力を維持向上して、予防対策に繋げていきましょう。
本日も、最後までお読みいただきありがとうございました (^_-)-☆
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