新型コロナウイルスの本格的な第2波、インフルエンザが流行する前に免疫力アップ!
毎日快適ちょこっとトライ! で毎日を快適に過ごしましょう。
常在菌と付き合おう!!
菌というと一般的には悪いもので
食中毒でおなかをこわしたり
傷が化膿する原因など
悪いイメージをもたれています。
しかし人は産まれた時から死ぬまで
たくさんの菌の力を借りて生きています。
そして身体にとって
良い作用をもたらす菌も
多く存在します。
完全な無菌状態は
人工的に作り出さない限り
存在しません。
そのなかで、どのようにして
菌とともに環境を整えて
身体にとって良い方向に働くかを
考えます。
◎常在菌とは?
常在菌とは主に健康な人の身体に
日常的に存在する微生物(細菌)。
腸内に最も多く存在しています。
他には口腔内、皮膚表面などに
棲息していて様々な作用を
もたらしています。
乳酸菌やビフィズス菌
大腸菌なども常在菌の一種です。
身体にいる常在菌の数は膨大で
腸内には100兆個
皮膚には1兆個以上いると
言われています。
人間の身体はおよそ
37兆2000億個の細胞でできているので
いかにたくさんの菌と共生しているかが
わかります。
皮膚の常在菌である『表皮ブドウ球菌』は
肌を弱酸性に保ち外からの細菌を
寄せ付けないようにしてくれています。
そして汗や皮脂を好み
それらを餌にしています。
ですので菌の全てが汚いものではなく
とても大切な役割をもつものもあります。
もし表皮ブドウ球菌が
私たちの皮膚に存在しなければ
たちまち病気に冒されてしまいます。
最近は寒暖差が大きくなり
身体への負担がかかる時期に入ります。
なので予防の為に
頻繁に手洗いやうがいをする人が
多いと思います。
なかには、お店に入るたびに
入り口にある消毒用アルコールを
使用する方もいると思います。
確かに消毒用アルコールを使用すると
悪い菌を殺すことが出来ます。
しかし
良い菌も同時に
殺すことにもなります。
やりすぎはかえって皮膚を弱くし
免疫力低下の原因になります。
腸内細菌が腸内の環境を保つ為に
必要であるように
皮膚の表皮ブドウ球菌も
肌の環境を整える為に必要です。
◎表皮ブドウ球菌を壊すもの
紫外線や必要以上の手洗い
消毒液は肌を乾燥させるので
表皮ブドウ球菌がすみにくくなります。
厚化粧などをすると
肌はアルカリ性に傾きます。
なので肌荒れや湿疹
ニキビやアトピーなどの
肌トラブルを引き起こす原因になります。
また抗菌グッズは
悪い菌を殺菌するのと同時に
表皮ブドウ球菌も
殺菌する結果になります。
お風呂でゴシゴシ洗うことも
常在菌が流れてしまいます。
また皮膚は
内臓(心臓・肝臓・腸・腎臓・肺)や
体全体を覆ういわば大きな臓器です。
表皮ブドウ球菌が少なくなると
内臓にも支障をきたし
ストレスなども受けやすい身体に
なってしまいます。
◎表皮ブドウ球菌を活発にさせる物
表皮ブドウ球菌は
皮脂や汗を餌にして
弱酸性を保っています。
なので運動で汗を流し
良い睡眠をとる事で
皮脂の分泌が活発になります。
そして旬の野菜や果物を
しっかり摂ることで
身体が温かくなります。
腸と肺と皮膚は
経絡で繋がっています。
なので旬の野菜や果物を食べることで
腸内細菌にあるビフィズス菌の
バランスがよくなり免疫力は
アップしてきます。
毎日いい汗をかくと
腸内細菌も皮膚常在菌も
バランスがよくなり
健康な肌が保たれます。
抗菌や殺菌のし過ぎに気をつけながら免疫力アップ
日常に存在する常在菌は減らさずに上手に感染症対策を行い、季節性の感染症を予防し、
体力を維持向上して、予防対策に繋げていきましょう。
本日も、最後までお読みいただきありがとうございました (^_-)-☆
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